瞬く間に溶けてしまうモノ

ワーキングマザーchocoが日々の暮らしの中ですぐに忘れてしまうようなことや見えなくなってしまうことを、未来の自分のために綴っていく記録ブログです。

親バカのつぶやき

先週から家族全体で体調不良ブームで。
上の子は溶連菌になるし、次は自分も頭痛・関節痛・倦怠感・微熱が続くし。(子どもの発熱で仕事を休んだので、自分の微熱くらいじゃ休めない&下の子もいつ発熱するか…と構えてるから余計に休めない…)
仕事から帰るとバタンと倒れこんでおりました。

そんなこんなでハーバードのワークは1週間お休みです。

体調も回復してきたので、健康のありがたみをあらためて実感中〜。そして、子ども達の成長っぷりにふと感動したので。

注意※今日は単なる親バカメモです。


体調不良の間、帰宅すると「ごめん!今から30分だけ休ませてください!」と子どもたちにお願いしてバタンと倒れ込んだ母。


その間に、上の子はやることをすませておいてくれ下の子の手伝いもテキパキとやってくれ。下の子はいつもの自由人っぷりはどこへやら、母の肩や背中をやさしくトントントン…「ど〜ぉ?ラクになった〜?」


うん、うん。気持ちがラクになったよ〜。(そういえば、家族鑑定で責任・行動の割合が高かった上の子と、奉仕・サービスの割合が高かった下の子…それぞれ違った優しさをありがとう!)



朝食の準備もしんどくて、「ごめん!パン焼いて食べておいてー!」トースターは使えるから、大丈夫なハズ…と上の子に全委任。

中にマーガリンが入ったぶどうのロールパン。

テキトー人間な母が焼くと、毎回微妙な焦げ目がついて慌てて取り出しておりました。それをいつも見ていた上の子は、研究を重ねたらしい…。

「ママー!きいて!美味しく焼ける方法を発見したよ!ココに置いて、ココまでタイマーを回してからココにセットすると、ほら!焦げてないー!!!」

うん、うん。私よりあなたの方が家事得意になる気がするよ〜。




とっても協力的な子どもたちと、夫のおかげでこうやってブログに記録できるまでに回復しました…涙
うーーん、ありがたやーー。感謝ノートに書いておかねば。

あと。

ついでにもう一つ、下の子の話。


0歳児クラスの時から保育園で上の子とずーっと一緒に過ごしていた、下の子。
保育園にも割とすんなりと慣れてくれたのは、上の子の力によるものだと思っています。困ったことがあると先生に呼ばれて助けにきてくれる上の子。延長保育の時間にどんどんお友だちの数が減っていっても、必ず一緒にいてくれる人がいるというのは下の子にとって心強いものだったのだと思います。

この春、上の子が小学校に入学して、保育園へ行くのは下の子だけになりました。最初はやはり、さみしかったようで、泣けてしまったり、イヤイヤが止まらなかったり。
それも、徐々に慣れてきたようで、朝も下の子のペースができてきました。

上の子と一緒のころは、朝の保育園へ送る自転車での移動時間は、上の子の会話に参加するという形式が多かったように思います。

それが、母と二人きりになって、下の子の話をじっくり聞ける時間がぐんと増えました。

「お花、キレイだね〜!ママ見た?黄色だよ!」

きっと今までも、伝えようとしていたんだろうけど、聴くママは一人で話したい子どもが二人だとどうしても順番こになります。それが、いつでもママがすぐに返事を返してくれて、すぐに会話になることの喜びをやっと感じられるようになったのね…(うるうるうる)

上の子に比べて、言葉が出てくるのがゆっくりだった下の子。あらためて思い返してみたら、いつもマンツーマンだった上の子と比べたら、圧倒的に会話の量が少なかったんだな〜。

朝、保育園へ行くまでの自転車でたくさんたくさん話してくれるようになりました。


さて。
我が家の玄関には、瓶に入ったどんぐりと、謎の石が並んでいます。

下の子が拾って持ち帰ってきたものを、ただ置いてあるだけです。
正直なところ、どんぐりは煮沸もしてないし(面倒だから〜)虫が出てきたら嫌だから捨てたいな〜。石は、特にキレイな形なわけでもなく、灰色のどこにでもありそうな石だし、捨てたいな〜と思っていました。


存在を忘れているだろうと思っていた、このどんぐり。ある朝、急に保育園へ持って行く!と手に握っておりました。

「せんせぇーに見せたげるの!」

そっか、そっか。この時期は公園でどんぐり拾えないもんね。ところでそのどんぐりはどんなところが好きなの?

「なが〜くてキレイなのが好き!」

キラキラした瞳でどんぐりを見つめながら、落とさないように両手でそぉっと持っている姿があまりに嬉しそうで。

私もよく見てみたら、確かに細長くてツヤツヤしている。見てるようで見ていなかったどんぐり、長いどんぐり。

この年齢になって、どんぐりをうっとりと見つめる時間を出勤前の小忙しい朝に持てるなんて…。


なんか、本当にありがとう!とじんわり思ったのでした。