week7「困難から学ぶ」
- 作者: タル・ベン・シャハー,成瀬まゆみ
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2015/01/10
- メディア: 文庫
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こちらの本を使って、令和元年5月1日からワークを実践中です。
week7は「困難から学ぶ」
【Think】
大変だったり、つらかったりした経験を思い返してみてください。そこからあなたは何を学びましたか。どのように成長したでしょうか。
大変だとか、つらいとかを最近はめっきり思わなくなってるな〜とふと思いました。
つらかったのは、産後うつの時期かも。人に助けを求めることを学んだし、助けを借りることは悪いことじゃないんだと実感できたのはこの経験のおかげだと今なら思えます。
【Action】
過去の経験を書き出す。
ずーっと心の奥底で怒りを感じたり、トラウマとなっていたことを数年前に書き出しました。本気で本人に送るつもりでメールに書き綴ったのですが、書き出したらなんだかスッキリして、結局送信ボタンは押しませんでした。
そのことを思い出して、内容をもう一度書いてみようかと思ったのですが。
…思い出せなかったんです、これが。
なんとなくぼんやりとした内容は分かるんですが、三十数年に渡って詳細な内容や言葉まで覚えていて、何かの拍子で何度も何度も思い出していたのに。
見事に、どうでもいいことになっていたんだ!と衝撃でした。
そんな衝撃もあり。
トラウマとなるような出来事も思い出せず。怒りを感じて消化できなかった出来事も思い出せず。
なので、モヤモヤっとした思いで消化不良な出来事を思い出してみました。
「そんな小さなお子さんがいて、フルタイムで働いていらっしゃるの?すごいねー。私には出来ないわ。」と言われる場面がありました。
まぁ、よく掛けられる言葉です。
言ってる方は、本当に悪気はないってのは分かるんです。
「◯◯(私の名前)は本当に頑張るよねー。よくそんなパワーあるね、私には絶対無理!」
悪気のカケラもないってのは120%分かるんです。純粋に感想を言ってるだけなんだけど。
もうね、モヤモヤ〜っとするんです。
でも、同じようなことを言われても何も引っかかりを感じないこともあるんです。
その違いは何だろう?と考えてみました。
「頑張ってるねー。」
までだったら、返事が出来るんです。
「ありがとうございますー」
「いやいや、手はめちゃくちゃ抜いてるんですけどねー」
って。
「私には無理!」がつくと
論点の中心が相手に移動するから、返事に困るんです。
いや、そもそも。
あなたは私じゃないし、私もあなたじゃないし。状況も環境も性格も特性も違うし。あなたが私と全く同じだったら、やってるかもしれないよ?ってか、そんなん比較しようがなくない?そりゃあ、共感するために自分に置き換えて考えることも必要だとは思うけど。そのままで置き換えられても、何の意味もなくない?…みたいな思いも一巡し。
返事も、
「逆に◯◯さんみたいな◯◯は私には出来ないですー」
って、探さなきゃいけなくなるし。
即座にそこまで対応する頭の回転の速さがないから、言われっぱなしのままで
「いやいや、そんなことないです…(苦笑)」って微妙な返事になるのがモヤモヤするのかも!!!
場の雰囲気を壊すことなく、相手の言葉を否定することなく、返事が出来るパターンを身につけたら、モヤモヤもなくなるかも?
それが出来ない自分自身に、モヤモヤしちゃうんだ!!!
何かよい返答パターンがあったら誰か教えてくださいーー!!!!m(_ _)m
他にもモヤモヤと引っかかる発言って何だろう?というのをいくつか考えてみました。
その中で共通していたのが、その人の枠に当てはめて考える発言を聞くと、そうじゃない場合もあるんじゃない?が言えなくてモヤモヤするのかも?ということ。
共感を求めて気持ちよく話している相手を否定したいわけじゃないから、「うんうんそうだね〜」と相槌を打つけど、「そうじゃないかもしれないよ?」っていう、自分の気持ちを伝えられないもどかしさがモヤモヤになるのかも。
気分はこんな感じ。
- 作者: ヨシタケシンスケ
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2013/04/17
- メディア: ハードカバー
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消化不良なこういう自分の気持ちを、うまく落とし込みたい。
困難から学ぶっていうタイトルから、大分離れた気がするけど。笑
発見はあったかも。
week8は「すべてをシンプルにする」
あ、これは大きなテーマだわ。
追記
私のこのモヤモヤを晴らせそうな一節を見つけたので、メモ。
- 作者: 枡野俊明
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2017/04/28
- メディア: Kindle版
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この本の中に、こんな一文がありました。
「露 」
どこにも包み隠すところがなく 、すべてが露になっている 、という意味です 。一般的な言葉でいえば 、 「ありのままの自分 」 「素の自分 」ということですね 。もちろん 、人間関係は重層的で 、また 、複雑ですから 、文字どおりの露でいることはできませんが 、そこから離れすぎないこと 、露の自分を置き忘れないでいることは 、大切なことだという気がするのです 。
そっか。
露の自分を置き去りにしたような気持ちになってしまって、モヤモヤしていたんだ。
ものの見方 、考え方 、価値観のちがいは 、図太く 、率直に相手に伝えたらどうでしょう
人に合わせるのではなく
ちがった自分を伝える図太さを
ちがっている自分を伝えるところから、始めてみようかな?