トレードオフを考えてみる
モノが捨てられず、モノが溢れていた汚部屋の元住人です。結婚して、子どもが生まれて色んなコトに行き詰まりました。
そして。
家の中を見直して。
クローゼットの中を見直して。
大分、暮らしやすくなってきました。
そもそも、私、めっちゃ好奇心旺盛です。
興味があること、やりたいと思ったことは、どんどん取り入れたいし、やってみたい。
で。最近。
ちょいと行き詰まりを感じております。
やりたいことは盛りだくさんなのに、どれも中途半端。どれも達成感を感じられていない。
そんな中、先日、この本を読みました。
- 作者: グレッグマキューン,高橋璃子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あれもこれも試したい、いいことは全部自分の生活に取り入れたい。だが、そんなやり方で人は進歩できない。
いいと思ったことを、全てやろう!片っ端からやっていこう!と思っていた自分に気がつきました。
モノは目に見えるから、選び取るということが分かりやすいけど。
やらなくてはいけないと思っているコトも、大切にしたいコトと比較して、選び取ろうと考えやすいけど。
やりたい!と思っているコトを、選び取る=何かを選ばない、捨てる というのは、なかなか難しい…。
今年の初めに、読みたい本を100冊ほど読んで、記録を残したいと思いつきました。
このブログにアウトプットを残していこうとも思いました。
でも、本の内容をよくよく反芻して、記録として残すってなかなかパワーがいります。
(だから、読んだ内容が定着するんだろうけど)
1冊感想を書いて、そこから止まりました。
もうちょっと手軽に、短文でまとめるなら、インスタグラムがよいかも?と、読書記録用のアカウントを作ってみました。
(instagramでは、読書アカと呼ばれる、本の紹介をしているアカウントがたくさんあります。皆さん、簡潔にわかりやすく、読みたい!と思うようなまとめ方をされていて、読みたい本を探すのに参考にさせてもらっています。)
でも。
投稿するpostを作成するために、本の写真を撮って、加工して…。労力がかかります。
あれ?
私、何のために読書の記録をしようとしていたんだろう。とふと考えてみたら、目的を見失っていたことに気付きました。
インスタでpostするのは、何故だろう?
読んだ本を誰かに勧めたいわけでもなく。誰かのためになってほしいわけでも、誰かの参考にしてもらいたいわけでもなく。(基本、自己中心的な人間ですw)
会社の認知度を上げるためでもなく、ブランディングのためでもなく、個人事業主でもないし、アフェリエイトブログをやってるわけでもない。
私、もしかして、インスタで承認欲求を満たそうとしてる?と。
色々と、やりたいことばかりを手当たり次第にやりすぎて、目的がどんどんズレていっていました。(猪突猛進型の私、あるある)
まずは、読書アカを削除するところから始めることにします。
読書記録は、これは自分の中に残しておきたい!!と思ったものだけを、読書メーター(というアプリ)で自分用に記録することにします。
何かやりたいコトを、自分の限られた時間の中に入れるなら、何かやりたいコトをやらない!という選択をしなくては、タスクだらけの人生になってしまう…。
家族の生活スタイルも変化したこの時期。
きっと、やりたいコトを見極めるタイミングなのかもしれない。
トレードオフ(何かを選ぶことは何かを捨てること)を考えて、何を捨てるのかを決めなくては…と思っている今日この頃です。